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プロフィール

景子先生の曽祖父は、製菓工場を営んでいました。そのせいか、おじいさんは総入れ歯になってしまいました。まだ、小さかった彼女にとって、入れ歯を出し入れするおじいさんの姿は、とても不思議でショッキングな光景でした。若くして自分の歯を悪くした景子先生のおじいさんは、それがきっかけで歯科医師になろうと思ったそうです。

その後、先生の父親も大阪で優れた口腔外科医になり、彼女の将来の進路選択に大きな影響を与えました。英語が得意だった彼女にとって翻訳の仕事に従事する事も夢のひとつでした。しかし、自分の祖父や父親が施した治療に多くの患者様が喜ぶ姿を見て、自分も歯科医師になろうと決意したのです。

景子先生は、大阪歯科大学で1995年に歯科医師免許を取得した後、父親の経営する2つの歯科医院に管理医として8年間勤めました。勤務の傍ら、大学でも研究を続け、2004年には同大学で歯科博士号を取得しました。

外国籍の歯科医師がアメリカで歯科医師として働く為には、アメリカで認定された歯科大学を卒業し、国家試験及び州の試験に合格しなければなりません。

景子先生はアメリカの大学に通い始める直前に第一子を出産したばかりで、乳幼児を育てながらの大学通いは彼女にとって大きなチャレンジとなりましたが、カリフォルニア州サンフランシスコにあるパシフィック大学歯学部を首席で卒業しました。また、アメリカ歯科名誉協会であるOmicron Kappa Upsilon(OKU)、さらにアメリカ全州の大学内で設立されているWho’s Who Among Students in American Universities &Colleges (2007)のメンバーにも選ばれました。

景子先生はアメリカ歯科協会(ADA)、ハワイ歯科協会(HDA)、ホノルル郡歯科協会(HCDS)の会員である他、歯科学術誌にもいくつかの論文を掲載しており、大阪歯科大学の非常勤講師でもあります。また、歯科医業以外にも、スタンフォード大学内にある3-D技術を駆使した歯科技術画像会社である Brown&Herbranson Human のコンサルタント、翻訳者としても活躍しております。

歯科医師としての技術や知識を向上する為に、スタッフと共に学会や勉強会にも積極的に参加しています。2007年には矯正治療の一環であるインビザライン認定医となり、多くの患者様に矯正治療も提供させて頂いております。